2019年12月16日
鼻のアレルギーつづき
鼻のアレルギー~アレルギー性鼻炎の治療についてです。
内服、点鼻薬以外の治療法を紹介します。
レーザー治療
後鼻神経切断術
アレルゲン免疫療法
これは、レーザーで下甲介という鼻の粘膜を局所麻酔下で照射して、粘膜変性させることで抗原が入ってきても細胞が粘膜に入り込みにくくさせる、という治療法です。
70~80%の有効率ですが、1年程度で再発することが多いのが欠点です。
処置で鼻出血と乾燥感を伴います。
これは、鼻汁や鼻閉をもたらす後鼻神経という大元を切断してしまう手術です。細かい技術をもった日本人だからできる治療法です。
1年後の有効率は91%と非常に高く、レーザー治療のように再発することもありません。
ただ、できる施設が限られます。
これは、すでにブログで紹介させていただいてます。
皮下免疫療法と舌下免疫免疫療法がありまして、
抗原(アレルギーの原因となるもの)を少量から投与することで体を慣らしていって、免疫をつける治療法です。
根治や長期寛解が期待できますが、治療が長期間必要(3~5年)になります。
まれに重篤なアレルギー反応がでますが、舌下免疫ですと副作用がほとんどなく治療できます。
詳細に関しては、https://nakanocl.hamazo.tv/e8485687.html
https://nakanocl.hamazo.tv/e8486745.html
https://nakanocl.hamazo.tv/e8493378.html
以上を参照してください。
Posted by ひげ先生 at 23:30│Comments(0)
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