中野内科クリニック＠富塚

  

しばらく更新が途絶えまして申し訳ありません
新型コロナ感染症のパンデミックはいまだに収束する兆しがありません。
変異ウイルス株の出現により、収束はさらに遠ざかったといえます。現在の首都圏での感染拡大は変異ウイルス株のせいで、今後は首都圏から地方へ飛び火することは間違いないです。

浜松医療センターのクラスターがようやく終息されましたが、近々、新たな病院クラスターがでても不思議ではありません。
というのも、この変異株は従来のウイルスより感染率が高いといわれていて、実際、そうなっています。
新型コロナのやっかいな問題は、無症状の感染者から感染してしまうことです。
発症する2日前から感染リスクがあるといわれています。症状を全く呈さないケースも当然あり、だから人が移動して人との距離感が縮まれば、一人の感染者がいるだけで感染は拡がっていくのです

このウイルスは人間を介してしか生きていけないので、ウイルスは生き延びていくためには、変異を繰り返して人間に感染をして広がっていくのですが、ウイルスを死滅させるのは人間の免疫力なんです。
感染した人がほかに感染を広げずに、その人の体内だけでウイルスを死滅させてしまえば、理論上はウイルスは生き延びることができないのです。これが大原則

いまだに外出するだけで感染するかもしれない、っておびえている方がおられますが、感染してる人との2m以内の距離での接触とその接触時間がある程度ないと感染はおこしませんから・・・・・

本当に感染の流行を止めたいのであれば、全国民に2週間の完全隔離をして、海外からの渡航をストップすれば、理論上は感染が終息できるはずです。
今後、1年感染拡大、減速を繰り返して日常生活に制限が加わるのと、たった2週間の自粛をするのとどっちがいいですか？って問いてみたらいいのに、って思ってしまうのですが。。。私の単なる戯言ですね。
  

今年も残すところ、早いものであとわずかですね。

年末年始の休診は、
１２月２９日（火曜日）午後
　～１月４日（月曜日）
となります。
１月５日（火曜日）から通常診療になります。

明日、１２月２９日（火曜日）は、午前のみの診療になりますが、院内整理があるため、12時半迄ではなく、12時まで、になります。
時間予約枠はまだ空きがありますので、診察券番号がある方は時間予約をお願い致します。
初診の方は、当日の受付になりますので、待ち人数状況によっては、当日受付の場合、待ち時間が長くなることがありますことをご了承ください。

　急患の場合、休日当番医へかかるようにしてください。
　発熱でもちゃんと診てもらえますので連絡の上、受診してください。
　新型コロナの検査も浜松市では体制が整っていますので、安心してください。

２０２０年は、新型コロナに振り回された1年でした。まだまだ終息するにはほど遠い状況ですが、これまでに人類が克服できなかった感染症はありません。
いろいろな情報があふれて、振り回されている方が多々いますが、ネットやTVのいい加減な情報に惑わされず、本当に正しい情報をこちらの記事から得てほしいと思います。しばらく更新が途絶えてしまっていますが私も頑張って情報提供していきたいと思います。
では、
皆様にとって２０２１年が良い年でありますように  

10月22日から開始してる今シーズンのインフルエンザワクチンですが、
　当院へ定期的に慢性疾患等で通院されてるかかりつけ患者さん
　昨年、当院で接種された方
を優先させていただき、上記以外の方はご遠慮いただいておりました。

11月24日（火）～どなたでも予約なしで、接種可能とします。
予約はできませんし、必要ありません。
小児の2回目分のワクチンの必要分が概ね見通しがついたためです。
ワクチンは、比較的十分量確保できておりますので焦る必要はありませんが、12月初旬までには接種を済ませたいところです。

したがいまして、
小学生以下の小児１回目の接種は、１１月２１日（土）にて終了
とさせていただきます。

新型コロナの感染拡大は、もう歯止めがききません。
　政府が経済をまわすことに舵をきったことで、with コロナでいくしかないんです　が、霞ヶ関は、早いところ、本当にまずい！って気づかないと・・・・・。
　幸い、まだインフルエンザが流行していませんが、例年は12月末から1月にかけて流行が加速します。ラニーニャ現象で今シーズンの冬は厳冬になりそうですから、5年前の厳冬だったときに経験したインフルエンザの大流行で休日当番やったときに9時迄診療が終わらなかった苦い過去が思い出されます。そうならないことを祈りたいですが、たぶん、だめでしょう
　乾燥してくると、飛沫核の水分が早く蒸発して飛沫が飛びやすくなります。　
付着したコロナウイルスも死滅するのに時間がかかりますし、舞いやすくなります。
感染経路の鼻腔や咽頭は乾燥することで感染しやすくなります。
寒くなると、換気が不十分になりますし、水道での手洗いも不十分になります。
　ソーシャルディスタンス、手洗い、換気、加湿が大事ですね。
あと、自己免疫です。十分な栄養と休養。アルコールが過剰ですと免疫力を低下させます。タバコは、気道のクリアランス（排泄作用）を低下させます。
できうる限りのことをして乗り切るしかないですね  

暑かった夏が懐かしいと思えるぐらいに秋めいて、あっという間に冬が到来しそうです。となると、そろそろインフルエンザワクチン接種の時期ですね。
お国は、10月1日から高齢者を優先的に10月1日から接種するように！とこちらの事情も知らずに勝手に指示を出して公表されていますが、現場では、「そんなに早く接種してどうする?」「春まで効果がもたないよ！」「そもそもメーカーからワクチンが納入されてません！」って感じですから当院ではまだ接種を開始しておりません。
保管用の冷蔵庫が先日故障して、納入しようにもできないという状況もあったのですが、冷蔵庫の調達に目処がたったので下記の日程で制限つきでワクチン接種を開始したいと思います。

昨年（2019／2020シーズン）は一昨年の供給不足というようなことはなく十分量のワクチン供給がその都度され、全くストレスがありませんでした。が、新型コロナ感染症の流行と関連するのかわかりませんが、インフルエンザの流行はなく、ワクチンが有効だったのかどうかさえ判断できなかった、といったところでしょうか。

2020／2021シーズンに関しては、ワクチン供給に関しては問題がなく、過去5年で最大量（最大約6300万人分）のワクチンを供給予定のようですが、現場には昨年の実績（昨年接種した量）でしかワクチンが納入されません。
最近2年間の当院での状況を鑑みますと最終的にワクチンが余ることがなかったので、いつでもだれでも予約なしで接種ができるという状況には今シーズンは出来そうもありません。

インフルエンザワクチン予防接種
１０月２２日（木）～
開始します。
接種時期について、以下の方を11月末まで、優先させていただきます。
当院へ定期的に慢性疾患等で通院されてるかかりつけ患者さん
昨年、当院で接種された方
上記の方は、10／22以降、予約はなしで来院時接種が可能です。

2回接種が必要な小児（小学生以下）の方は、なるべく早めに11月中旬までには、1回目をすませるようにしてください。
それ以降の場合、2回目の接種ができなくなる可能性があります。
かかりつけではない方、昨年、当院で接種歴がない方に関しましては、申し訳ありませんが上記の優先の方が概ね接種がすむ11月末までお待ちください。
優先者以外の、だれでも接種が可能となる具体的な日に関しては、接種状況をみながらこのブログでご連絡致します。

　ワクチンの接種量
　　6ヶ月から2歳　1回　0.25ml　で2回接種
　　3歳から12歳　1回　0.5ml　で2回接種
　　13歳から大人　1回0.5ml　で1回接種　　　
　小学生以下は２回接種した方がいいです。
　13歳以上、成人は１回で十分です。
　ただし、免疫力を高めるために２回接種しても構いません。
料金は、１回目￥４，３００
小学生以下の２回目￥２，２００　
（小学生以下は２回接種で
　　　　￥６，５００）　
　２回目のみというのはお断りします。
　６５歳以上で、浜松市在住の方は公費助成があるので、自己負担は￥１，６００　となります。

　午前１２時以降、午後１８時以降の受付はご遠慮願います。
　予約受付はしません。
　未成年の方は、親の同意と署名が必要です。
また、１３歳未満の方は、親の同伴をお願いします。
　２回目の接種は４週間あけた方が有効だといわれています。
ワクチンが効果を発揮するまで約１ヶ月ぐらいはかかり、効果は５ヶ月ぐらい持続するとお考えください。
中野内科クリニック　ひげ院長より　  

厚労省のHPによると8月2日の時点で日本での新型コロナ感染者は約39,000人とのことです。
人口の4％程度、というところでしょうか。
TVやネットの報道ばかりみてると全体像がわからなくなって、恐怖心のみが植え付けられますが、こんなに大変だ大変だ！感染拡大して大変だ！全国で感染が拡がってる！っていってもまだ４％ですよ

浜松も感染者が一気に増えて、大変だ！大変だ！市中感染してしまうのではないか?
って7月21日以降、大騒ぎになりましたが、浜松市保健所の対応はすばらしいの一言ですよ。

感染者の累計は141名となっていますが、本日の時点でほとんどクラスターを封じ込めた！と言えるのではないでしょうか。

クラスターの原因となったブリリア、手品家での感染者の2次～3次にあたる同僚あるいは同居からの感染のみになり、経路がほぼ追えている状態であるのです。とりあえず安心していただいていいと思います。

人数や検査陽性！ってことだけに反応しないで、ちゃんと中味をみてください。
現時点で浜松市内では、市中感染なんてしてませんから。。。。

油断はできませんが、やはり感染対策をちゃんととれているか?　が重要だと思います。
今回のようにいったんクラスターが発生すると芋ずる式に感染者は一気に出てしまいますし、その規模が大きいほど（濃厚接触者が多いほど）封じ込めることが難しくなってきます。
今回は1,500名ほどのPCR検査が実施されています。比較的規模が大きかったにもかかわらず、2週間ほどで今日までの状況にもってきた浜松市保健所の能力は全国に誇れるものだと思います。

浜松市民は大変恵まれた環境にいるのだということをもっと認識していただきたいです。ソフトは大変すばらしいものがあります。ただ、問題は、ハード面です。
早急に感染隔離のための宿泊施設を浜松市内で確保すること！
　10月以降、このウイルスはこんなものじゃすまないぐらい猛威をふるう可能性がありますので、市長には強硬な姿勢で施設確保をしてもらいたいものです